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ほくろをレーザー照射で治療する場合のメリットは、傷跡が残らないため、顔などの目立つ場所でも安心して除去できることです。しかし、レーザー照射で除去してしまった場合、病理細胞が残らないため、万が一、悪性のほくろだったとしても、判断がつかないという問題があります。
一口に、ほくろのレーザー照射治療といっても、レーザーの種類によって、いくつかに分類できます。一番有名なのは、炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)を使った除去です。除去するほくろにレーザーを照射し、ほくろの水分を蒸散させて、ほくろを除去します。このレーザーは、水に吸収されて熱エネルギーに変わり、ほくろの色素を取り除きます。皮膚に照射しても、皮膚の表面で吸収されて深く入ることはないので、安心です。小さいホクロの場合、このレーザーを0.1秒、2〜3回当てるだけで取ることができます。一般に、レーザー照射除去と言われた場合、この炭酸ガスレーザーのことを指す場合が多いです。
もう一つのレーザー照射治療は、Qスイッチヤグレーザーを使う方法です。このレーザーは、メラニン色素だけに反応し、除去します。比較的皮膚の浅い部分にしか届かないため、平らなほくろや染みのようなほくろ(盛り上がりがないもの)に適しています。ただ、メラニンを含まない母斑細胞の除去はできないので、Qスイッチヤグレーザーだけでほくろを除去することはなかなかできません。まず、炭酸ガスレーザーでほくろの大部分を取り除いた後、Qスイッチヤグレーザーで残りのほくろを取るという風に、併用されることが多いです。
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